タンスを呼吸させて服の厄を払う

タンスを呼吸させて服の厄を払う

タンスの置き場所で東西南北の位置よりも大事なことは、部屋に入ってくる太陽の光や風を遮らないようにして、タンスを呼吸させることです。

和室ならばタンスを置く場所の畳を板張りにする

これから家を建てるならばタンス置き場を用意しましょう。
和室であれば、畳にタンスを直に置かないように、板張りの部分を用意しましょう。
8畳の部屋が6畳になり、6畳の部屋は四畳半になってしまいますが、掃除も含めると意外と使い勝手は良い部屋になります。
部屋は広い場合は板張り部分を90cmとっても良いですが、狭い部屋の場合は数多タンスを置く板張り部分を60cmとし、関数を置く部分の反対側にタンスを置く部分の反対側にも30cmの板張り部分を設ける方法もありますです。
タンスの反対側が窓や入口の場合は、出入りもスムーズになり畳の痛みを防げるので一石二鳥です。

タンスが呼吸できる置場を用意する

タンス置き場は風通しが良くて直射日光が当たらないところで、通行の妨げにならないところになりますが、壁面全体に作り付けはタンスの呼吸という意味でも、あまり好ましくありません。
タンスは呼吸しているので、タンスを置く場所が狭い場合でもタンスの左右は、少しでも壁から離しておきましょう。
また、タンスを置く場所の幅が広い場合、直射日光があたらなければ、タンスは片側に寄せず中央におきましょう。

タンスで風を遮らない

次に、タンスで風を遮らないというのは、戸口や窓はもちろんのこと、押し入れや入口の襖の前にもダンスを置かないことです。
部屋の中の風の流れは、窓からで入り口へ抜ける風だけでなく、押し入れや床の間やクローゼットの中なども、多少ですが風が循環しています。
この流れを下げるとこの流れを遮ると、部屋が知ってたり部屋が湿気足り、カビは生えたりするだけでなく、運気も澱みます。
別のページでも述べますが、タンスの役目は中に衣類を入れるだけでなく、衣類などが外で受け止めてきた邪気をタンスが吸い取って、タンスの角から吐き出すとも言われています。
そのため、タンス吐き出した邪気を風の流れとともに、外へ出す必要があるのです。

タンスの角を人の通るところに向けない

部屋の中でのタンス置き方はタンスの左右の角が、出入り口付近など人の通るところに向かないようにおくことです。
人がぶつかるだけでなく、転んだ場合などタンスの角に、体をぶつけて祈願することになります怪我をすることになります。
また、人の通る場所は、風と運気の通る場所なので、その妨げにもなるので好ましくありません。
寝室では、地震でタンスが倒れて人に覆いかぶさるような場所は、当然好ましくありませんが、少し離れた場所でもタンスの角が人間に向かないように置きましょう。
夜中など人間が不用意に起きたとき、タンスの角に、ぶつからないようにする用心の他、タンスの「気」を寝ている間に受けないようにすることにもつながります。

タンスは陽光を遮らない場所に置く

タンスの置き場所を決める時、窓や出入り口を塞ぐように置く人は少ないと思いますが、窓や戸口の側でタンスの側面が陽に当たることも好ましくありません。
陽射しでタンスが日焼けするだけでなく、タンスの部材や引き出しや反ってしまったり、タンスの中に虫が湧きやすくなったりします。
またせっかく部屋の中に入ってきた陽射しを人が受ける場所を狭くしてしまうのはもったいないことです。
夏場など、陽射しが強すぎる場合は障子やカーテンやブラインドで調整するのが良策で、ダンスで遮るのはよくありません。