水回りにカビがない家は大吉

水回りにカビがない家は大吉

北側や東側などに設けられることが多い台所の吉相か否かの判断は難しいものです。そんなときは流しの下や冷蔵庫のパッキンを見て、黒いカビが生えているようなら要注意です。

基本はカビが生えていないこと

家の中で水を使う場所、台所と風呂とトイレは家相の御三家ですが吉凶には簡単な見分け方があります。
それはカビです。
台所と風呂場とトイレが汚れているのは良くないですが、それ以上にカビの生えているのは凶です。
中でもトイレにカビが生えているのは大凶です。
裸で体を洗う風呂場にカビが生えているのは衛生上好ましいものではなく、口に入るものを作る台所にカビもが生えているのはさらに危険です。
しかし、風呂場は最も水を使う場所なので、換気が悪いとカビが生えるのは当然ととも言えます。
また、台所も流しの周囲や床には、水が撥ねるので少し油断をするとカビが生えます。
しかし、トイレは通常、汚れてもカビが生えることは少ない場所ですが、トイレに換気扇が無く通風が無い場合はカビが生えることがあります。換気扇を付けていて、それほど汚していないのにカビが生える場合は、給排水が天井や床や壁の中などで漏れていることも考えられるので調べた方が良いでしょう。
ただし、トイレの周辺の土地がじめじめしている場所はトイレの他、周囲の風呂場や台所も含めてカビが生えやすくなっているので土地を乾燥させる対策が必要になります。

土地に湿気がある場合の対策

このような、トイレや風呂場や台所は北側にあることが多いので、日があたらいことや北側の隣地が高くなっている場合は土地に湿気があります。
そのような土地の場合は、家屋と反対側の隣地寄り部分を家屋側より少し低くし、そこに吸水性のあるU字溝を使って側溝を設け、下水ににつなぐことで土地を乾燥できます。
なお、吸水性のあるU字溝には「浸透性U字溝」と言って雨水を地中に蓄えるものがありますが、ここで使うのは側面のみが吸水性を持っていて底部は通常に水が流れる「透水性U字溝」の片側透水タイプを使います。
また、透水性U字溝を設けるときは透水側に土が直接接すると透水効果が薄れるので砂や砂利を側面に盛ってから土を入れて表土を均します。
さらに、隣地と高低差がある場合はU字溝を設ける際に鉄筋コンクリートなどで土留めを兼ねた頑丈な塀を地中から設置して水抜き穴からU字溝水が流れるようにしておけば、隣地側からの雨水流入によって敷地がジメジメするのを防ぐこともできます。